引越し費用は距離や荷物の量で変わるものですよね。しかし引越し費用を決めるのはそれだけじゃないんです!同じ距離・荷物の量であっても、引越しをする時期が変れば費用は全然違います。引越しマニアの私は大阪-宮崎間を二往復しているのですが、この2回は引越しの時期が違った為料金もかなり大きな差がありました。
今回は引越しの時期によってどれくらい費用が変ってしまうのか、そして高い時期でも安く引越しをする方法について解説します。
時期が違うだけで引越し費用が47,000円も違う!
引越しマニアの私は大阪出身なのですが宮崎県には2回住んだことがあります。
2回とも出発地点は大阪市内の中心部で、エレベーターのある2LDKの物件です。引越し先の宮崎県の物件は2回ともほぼ同じ場所(50m以内)で1回はエレベーターあり、もう1回はエレベーターなしの2階アパートでした。
つまり引越し距離はほぼ同じ、荷物の量もほとんど変化なし。エレベーターの有無はありますが2階での作業の場合は追加料金は不要なので引越し費用の見積もりに影響はありません。
1回目の引越し費用の見積もりは過去に記事に書いた通りです。
この時の見積もりは最安値で95,000円でした。(最終的には89,000円で契約)
それが2回目の引越し見積もりではなんと136,000円!(最終的にも変わらず136,000円で契約)
もう一度言いますが出発地点も到着地点も荷物の量もほぼ同じ、混載便の日程フリーという条件も同じです。
それなのに引越し費用がなんと47,000円も違うのです。
その理由は1つ。
それは、引越しする時期が違ったからです。
引越し費用の違いは繁忙期と閑散期で変わる
ほぼ同じ条件での引越しだったのにこれほどまでに見積もりに違いが出た理由は、1回目の引越しは閑散期の引越しだったのに対して2回目の引越しが繁忙期にあたる時期の引越しだったからです。
繁忙期の引越し費用については過去にも記事にしました。
要するにお客さんの少ない暇な時期であれば安く引越しすることができるけど、忙しい時期は引越し業者も強気の料金設定になるということですね。
繁忙期としてシーズン料金加算があるかどうかというのは引越し業者によって設定が違いますが、平均的には1月から3月の時期は引越しをする人が多いので引越し費用は高くなります。
単身引越パックのようなパ料金体系の場合は明確に繁忙期が記載されていたりシーズン料金の加算がいくらになるのかが事前にわかる場合もありますが、個別の見積もりが必要となる通常の引越しプランの場合は「どれくらい費用が高くなるのか」は見えにくい部分でもあります。
しかし引越しマニアの実例からいっても繁忙期にあたる時期だと約1.5倍の見積もりとなっていますので、やはりこれくらいの料金の違いは覚悟しておいた方が良いのかもしれません。
そんな時期でもできるだけ引越し費用を安くするには
とはいえ現実には引越しの時期を自由に設定できるケースというのは多くありません。
いくら繁忙期は引越し費用が高いと言われても、就職や進学なら4月からの新生活に間に合わせる必要がありますからね。
そういった時期でもできる限り安い見積もりを引き出すには、なんといって一括見積の利用は欠かせません。
先ほど紹介した2回目の引越しの際は最安値が136,000円でしたが最高値はなんと40万円以上!!!
ちなみにその見積もりを提示したのは皆さんもよくご存じの大手引越し業者さんです。
もしその引越し業者にピンポイントで依頼をしていたら、その引越し見積もりがが高いのか安いのかの判断をすることすらできません。
一括見積をすればすぐに引越し費用を知ることができるのですから、少しでも引越し費用を安くしたいならそれぞれの業者の見積書を見ながら落ち着いて依頼する業者を決めることをオススメします!