仕事が終わったら寝に帰ってくるだけだし日当たりが悪くても関係ないや!日当たりが悪いくらいで家賃が安くなるなら全然オッケー!とか思っていませんか?日当たりの悪い物件には内覧の時にはわからない要注意ポイントがあるんですよ!
日当たりが悪い物件の何がダメなのか
昼間に部屋にいることが少ない会社員だと日当たりのことをあまり気にしない人もいるかもしれません。しかし日当たりの悪い物件を選んでしまうと思わぬ問題が発生するかもしれません。これは私が実際に遭遇した、日当たりの悪い物件での体験談です。
クローゼットの隅がカビだらけに!
日当たりが悪い物件は湿気が溜まりやすくカビが簡単に繁殖してしまいます。アパートの1階で西向きベランダの部屋に住んだことがありますが、入居から1ヶ月でクローゼットの隅がカビだらけになってしまったことがあります。
洋服にカビが移ってしまったので「これはダメだ!」ということで私が実際に行ったカビ対策がコレです。
- 毎日2時間以上窓を全開にして換気をする
- クローゼットの扉を開けっ放しにする
- クローゼットの中身を少なくする
- 6帖の部屋に12帖用の除湿機を使う
ここまでやって結果はどうだったのかというとカビの圧勝でした。大型の除湿機だったので除湿容量もそれなりにあったのですが、一晩回しておくとタンクが満タンになって途中で止まってしまうレベルで吸湿していました。
これらをすべてやってもカビは減るどころかどんどん増えていき、最初はクローゼットの隅だけだったのが部屋の隅の壁クロスまで黒ずんでくるレベルに。毎日拭いてはドライヤーで乾かすという無駄な作業を住んでいる間中ずっとしなくてはいけないハメになりました。
借主の努力でカバーできそうになければ早い段階で管理会社に報告を!
賃貸のマンションやアパートでは退去する時に原状回復する義務があります。借主の不注意によって部屋を汚損させた場合には、借主の負担によって原状回復しろと言われても仕方ありません。しかし日当たりが悪かったり物件の断熱処理がきちんとされていない等、住んでいる人の努力で解決できないようなケースもあります。(私の物件がそうだったように)
そういった場合には退去の時まで黙っておくのではなく、早い段階で家主や管理会社に状況を伝えておくことが大切です。換気も除湿機も掃除も徹底的にやったけどダメだったということをしっかり伝えておけば、退去時に負担しろと言われても胸を張って拒否することができます。
私の場合は念のためにカビが発生している部分の写真なども撮っておいたのですが、あらかじめ伝えておいたので退去時にも負担を強いられることはありませんでした。
カビの発生は放置しておくと体調を崩す原因に!
部屋にカビが発生すると大切な洋服や荷物にカビが移ってしまうだけでなく、自分自身も病気になってしまう可能性もあります。風邪かな~と油断していたら実はカビが原因で肺炎になっているということもあるので注意が必要です。
昼は仕事で部屋にいないという人でも日当たりの良い物件がおすすめ!
カビが発生してしまうのは日当たりの良し悪しだけで決まるものではありませんし、日当たりが良くても断熱の問題で結露が発生しそこからカビが生えるというケースもあります。
しかし少なくとも日当たりが悪いというのはカビを発生させてしまう原因のひとつであることは間違いないので、昼は仕事で部屋にいないという場合でも日当たりの悪い部屋は避けた方が無難です。
少々家賃が安かったとしても大切な洋服や荷物にカビが移ってしまったらクリーニングや買い替えで余計にお金がかかってしまいますし、万が一でも病気になってしまったら大変です。
もし今住んでいる部屋の日当たりが悪くてカビに悩まされているなら悪いことは言いません!病気になる前に引越しましょう!