荷物の少ない1人暮らしユーザーにとって格安料金の単身引越しサービスは非常にありがたい存在ですよね!BOX単位の料金体系なので荷物が少なく確実にBOXに収まるならぜひ使いたいサービスです。しかしベッドが入らない事や訪問見積りがないこと等、知らないとかえって引越し費用が高額になってしまうことがあるので注意が必要です。
単身引越しサービスで追加料金が発生してしまうケース
単身引越しサービスは専用BOXを利用しトラック内に無駄なスペースを作らず、効率よく輸送することができるため格安の料金設定が可能になる仕組みです。
「1BOXいくら」という料金設定なので普通の引越しプランのような訪問見積りはありません。
訪問見積りがないので気軽ではあるのですが、訪問見積りがないからこそ気を付けなければいけないのが家財道具の量と大きさです。
-
ヤマトの単身引越サービスと日通の引越し単身パックを比較してみた
3月4月は学生や新社会人が一斉に引越しをする繁忙期です。この時期の引越し料金は1年のうちで最も高額になってしまうので、引越しをする人にとっては頭が痛いですよね・・・。そこで気になるのが単身引越サービス ...
容量をオーバーしてしまう
クロネコヤマトの単身引越サービスフルサイズで使われるBOXの大きさは横1.04m×奥行1.04m×高さ1.70m、日通の引越し単身パックLの場合は横1.08m×奥行1.04m×高さ1.75mです。
このサイズに収まる範囲内ならいくらでも詰めることができる一方少しでもはみ出たらアウトです。
訪問見積りがないので自分自身で荷物の量をチェックしBOX内にきちんと収まるかどうかを判断しなくてはいけません。
もしも当日になってBOXに入りきらない荷物が出た場合には宅急便などを使って別料金で輸送しなくてはいけなくなってしまいます。
120サイズのダンボール箱を宅急便で送るには同一県内で1つ2,000円かかります。
「荷づくりをはじめたら当初思っていたより荷物が多くなった」というのは引越しではよくあることですが、単身引越サービスでは普通の引越しプランのような柔軟な対応はできないので問答無用で追加料金がかかることになります。
ベッドや本棚などがBOXに入らない
単身引越サービスは最安値なら11,000円~となっていますが、BOXを上回る大きさの荷物はすべて別料金になります。
特にベッドやソファーといった大型家財道具の場合はほぼ無理なので追加料金を覚悟しておく必要があります。
標準的な300サイズのシングルベッドを家財宅急便で配送する場合、同一県内へで9,950円の追加料金です。
折り畳みのベッドやソファーベッドであればBOXに入る可能性がありますが、そうするとBOXをかなり占有することになるので他の荷物が入らなくなってしまいます。
そうすると追加料金でもう1つ余分にBOXを使うか、入らない荷物を配送することになります。
単身引越しでベッドの輸送に苦戦した人の口コミ
引越しの単身パック使う人ってどんだけ荷物少ないの?ソファーベッドと自転車だけで、もう容量超えるって。家電あったら絶対無理やん。
— さやこ@GMW (@sayapuchu) 2015年3月7日
単身引越しのBOX詰め放題1.04×1.04×1.70でスプリングベッド1.90は斜めにすると入る。しかし斜めにすると他に入れるスペースが減ってしまうためにスプリングベッドのみ別で送った方が安い場合もある。うむむ。
— 伊倉 (@icrachn) 2014年3月18日
引越し業者(日通とかも含む)で、単身引越し(ベッド有)を運んでもらえて、作業員が2人つく引越し屋さんで安いところってどこか知りませんか… 単身パックだとベッドが入らず、赤帽だと作業員1名なのです…
— まりにゃん (@mary_drop) 2012年11月6日
あー結局、引越し業者決まらん…ベッドとかあるし単身パックとかでもバカにならん…、
— あゆ (@698ayu) 2011年4月8日
ベッドがある人は普通の引越しプランの方がお得になるかも
ベッドやソファーなどの大型家財道具がある場合には、例え単身の引越しであっても普通のプランで見積もりをした方が安くなるケースが多いようです。
また細かいことを言うとパックの単身引越しではダンボールなどの梱包資材も自分で用意する必要がありますし、使用済み資材の回収がないとか洗濯機のホースの取付をしてもらえないとか、料金が安いなりにデメリットも少なくありません。
結論としては荷物が極端に少ない人にとってはお得なサービスだけど、そうでなければ普通の引越しプランの見積りを取ってしっかりと比較した方が良いということですね!