引越しする時は新生活のことばかりに頭がいってしまいますが、現在の住まいの退去が済むまでは油断禁物です!
原状回復費用の過剰請求や敷金返還などのトラブルに巻き込まれないためにも、あらかじめしっかりと対策をしておきましょう。
退去時のトラブルを回避して気持ちよく引越ししよう!
新居の契約や引越し代、家具の買い替えなど、引越しにはお金がかかりますね。
ただでさえ新居にお金がかかるのに、退去に関しても予想外の費用がかかってしまうことがあります。
返ってくるはずだった敷金が帰ってこないとか、ゼロゼロ物件だったのに原状回復費用として何十万円も請求されたというようなケースも珍しくありません。
そういった想定外のトラブルに合わないためにも、以下の3つの確認を怠らないようにしておきましょう。
1.できれば入居直後にくまなくチェックしておく
不動産管理会社によってはかなり細かい部分までチェックしてくることがあります。
中には自分がつけたものではない傷まで負担させられるケースも。
そういったトラブルを解決するために必要になるのが”証拠”です。
不動産屋さんから新居のカギを預かったら、早い段階で新居をくまなくチェックしておきましょう。
- 壁紙に破れはないか
- ガラスに割れはないか
- フローリングに傷やシミ汚れはないか
- コンセントがズレていたり割れたりしていないか
- テレビアンテナがズレていないか
- 備え付けの照明器具やエアコンに故障はないか
- 建具や玄関ドアに傷はないか
- 洗面所の戸棚などに割れや汚れはないか。
などなど、とにかく目につく限り細かくチェックしましょう。
もしも何か問題が見つかればすぐに管理会社に来てもらい、現場の確認をしてもらいましょう。
その際、必ず書面で問題個所の確認をし、その控えをもらうことを忘れずに!
2.契約書は特約事項まで細かくチェック!
契約書に書かれてる内容はすべてチェック!
納得できない部分や意味の分からないところは不動産会社にひとつひとつ確認を取りましょう。
特約事項でハウスクリーニング代などの記載がある場合には金額が明記されているかなどの細かい部分もチェックが必要です。
原状回復や敷金返還についてはガイドラインが設定されていますが、契約で了承してしまった部分については覆すのが難しくなってしまいます。
3.退去立ち合いが最も重要!時には第三者を同席させるのもアリ
部屋の汚損状況をチェックする退去立ち合いも油断は禁物です。
ここで曖昧な対応をすると思わぬ金額を請求をされてしまうかもしれません。
ただし素人ではどこまでが賃借人の負担になるのかを主張するのが難しいこともあるので、心配なら不動産関係に詳しい第三者を同席させると効果大です。
知り合いに不動産に強い人がいればその人に頼むも良し、もしいない場合は敷金問題のトラブル解決に強い弁護士や司法書士がそういったサービスをしているケースもあります。
★敷金返してnet(http://www.shikikin-henkan.info/)
実は私、これでヤラれたことがあるんです・・・
偉そうに指南してみましたが、実は私、過去に原状回復トラブルでヤラれたことがあるんです・・・
入居当日に玄関ドア枠にある爪あと位の大きさの傷に気づいていたのですが、きちんと連絡しなかったせいで退去時に13,000円も余分に取られてしまいました。
金額は大きいものではありませんでしたが、自分のつけた傷ではないものの補修費用を払わされるというのは気分がいいものではありませんよね。
こうならないためにも今回お伝えしたチェックを忘れずにやっておくことをオススメします!