九州に住んでいた時は車がないと不便な場所だったので自家用車を所有していたわけですが、大阪では車を使用する頻度もかなり減りそうですし何より駐車場代が高い!これを何とかするためにカーシェアユーザーになってみました。
都心部に引越しするなら自家用車は不要?
九州から大阪市内の中心部に引越すにあたって気になったのが駐車場代です。九州ではアパートの家賃5.5万円の中に駐車場代が含まれていましたが、大阪の賃貸マンションでは家賃だけで2倍以上、さらに駐車場代が約3万円程かかるエリアだったので家賃+駐車場だけで九州の3倍近いコストがかかってしまいます。
大阪市内であれば地下鉄やバスなどの公共交通機関もありますし、どうしても車が必要になればレンタカーやカーシェアを利用するという手もあります。
それらをうまく活用する前提で引越しを機に思い切って自家用車を処分してみることにしました。
カーシェアにしたら年間74万円もお金が浮いた!
自家用車を所有する場合、リッタークラスのコンパクトカーであっても毎年の維持費にかかる金額はバカになりません。
- 駐車場代 36万円/年
- 任意保険 4万円/年
- ガソリン代 10万円/年
- 税金(車検費用年割り含む) 7万円/年
- 車両代ローン 24万円/年
これだけで合計81万円です。ここには整備費用などは含んでいませんので故障などがあった場合にはさらに費用がかかることになります。
これに対して私が1年間で使用したカーシェア料金は67,018円でした。私が利用しているタイムズプラスの場合は基本料金の中にガソリン代や保険代がすべて含まれているので、レンタカーのように別途ガソリン代などが必要になることはありません。
また15分単位で利用することができるので近距離の買い物に重宝しますし、深夜に安くなるパック料金を使って釣りに出掛けたりもしています。
自家用車を所有するのと比べると1年間で74万円もコストを削減することができるのは大きいですよね。
引越し先にカーシェアがあるか事前に確認しておこう
自家用車を処分してカーシェアのユーザーになるというのはかなりアリな選択肢だと思っています。近距離の移動ならタクシーよりも安いですし、24時間いつでも自家用車と同じような感覚で利用できるので便利です。
長時間使う場合にはレンタカーの方が安くなるケースもありますが、その辺はうまく計算して条件の良い方を利用するようにしています。
ただし自家用車を処分してでもカーシェアを利用した方が良いのは都心部に引越しをする場合に限ります。例えば大阪市内であっても24時間いつでも近くに利用できるカーシェアの空きがあるというのは市内中心部のみで、少しでも郊外に出るとまだまだカーシェア車両が少ないのが現状です。
私の住んでいる場所では徒歩5分圏内に20台程のカーシェア車両があるので、ほぼいつでも利用することができています。しかしこれだけ車両があっても「乗りたい時に乗れない」ということもあります。なので、カーシェアの駐車場が少ない場所ではなかなか予約が取れずに利便性に欠けることも考えられるので注意が必要です。
引越しを機にカーシェアユーザーになってみようと考える場合には、引越し先にどれくらいのカーシェアがあるのかを事前に確認しておきましょう。